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猫と小説と煩悩と

BL小説書きの日記です。内容にBLを含みますので、閲覧にはご注意下さい。

 

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J.GARDEN45お礼 

J.GARDEN45に参加してきました。
今回もたくさんの方にスペースまで足をお運びいただき、本当にありがとうございました。
おかげ様で新刊完売となり、後からいらして下さった方にはお渡しが叶わず、大変申し訳ありませんでした。
新刊の『竜人と運命のシッポ』の通販分はまだまだ在庫があるはずなので、よろしければそちらをご利用下さい。
また、既刊『竜人と運命のユタンポ』は通販分もイベント分もすべて完売となります。
お手にとっていただき、ありがとうございました!

毎回思いますが、イベントの数時間というのは本当に濃密ですね。
最近イベントの前夜は眠れないことが多く、今回も案の定そのパターンだったのですが、眠気なぞ!!! というとてもとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
途中声がガラガラになってしまったり、ご挨拶に変なテンションでお応えしてしまったりと、相変わらず残念な感じで申し訳ありません。
でもまた懲りずに参加したいなと思いますので、春のJ.GARDENでもお会いできたら嬉しいですv

今回は無配が2種だったため、SSも2種置いておきますね。
『竜人と運命の対2』と『ユキヒョウの獣愛』のSSです。
竜人~のフリーペーパーは、以前Twitterでフォロワーさんが描いて下さった、ジーンが小さくなってしまったイラストがあまりにも可愛かったもので、それを元に書いてみたお話です。
元になったイラストは私のアカウントの「いいね」リストに入っていますので、是非合わせて見てみて下さいv
ユキヒョウのSSは、本編中のとある出来事を攻めのジュスト視点から綴ったものになりますので、未読の方はご注意下さい。



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『竜人と運命の対2 赤き月の縁』番外編 ~小さな幸せ~

 パチ、と目覚めた瞬間、違和感に襲われて、ジーンはその紅い瞳を眇めた。なにかが、おかしい。
「あ、ジーン、起きたのか。おはよう」
「陽翔……、おは……、っ⁉」
 おはよう、と返しかけて、ジーンは驚きに目を瞠る。
 いつもと同じ、溌剌とした表情を浮かべたその顔は、けれどいつもの数倍大きい。
 ――陽翔が、巨大化している。
「は、陽翔⁉ どうしたんだ、一体⁉」
 慌てて飛び起きたジーンは、そこでようやく気づく。
だだっ広い寝台、白い敷布はまるで海のようで、部屋も家具も、枕でさえも普段の数倍大きい。これは――。
「お……、俺が、小さくなっているのか……⁉」
 愕然として自分の両手を見つめたジーンだったが、その時、体がふわりと浮く。ハッとして顔を上げると、陽翔に両手ですくい上げられていた。
「もう、なに言ってるんだよ、ジーン。ジーンは前からこの大きさだっただろ」
「…………」
 そうだっただろうか。そんなことはないと思うのだが、陽翔に言われると、だんだんそんな気がしてくる。むむむ、と両腕を組んで考え込んでしまったジーンだったが、陽翔は自分の肩にジーンを乗せると、鼻歌まじりで歩き出す。
 寝室を出て、着いた先は大広間だった。
 酒宴でも開かれるのだろうか。毛織りの絨毯の上には、大皿に盛り付けられた料理がずらりと並んでいる。
 陽翔はその端に座り込むと、さてと、と目を輝かせて両手を合わせた。
「いただきます! ほら、ジーンも!」
「あ……、ああ……」
 呑気に食事などしていていいのだろうか、と戸惑いつつも頷いたジーンだったが、陽翔は山積みにされた平たいパンをちぎるなり、それをジーンの口元に差し出してくる。
「はい、アーン」
「……! いただこう!」
 滅多にない陽翔からの『アーン』に、ジーンはそれまでの違和感も忘れていそいそと口を開いた。小さな尾をふりふり揺らしながらパンを食べるジーンに、陽翔がにひひと笑いかけてくる。
「美味し? やっぱりご飯はこうやって食べるのが一番美味いよな!」
 照れる様子もなく、オレも食べよっと、と残りのパンをもぐもぐ食べ始めた陽翔に、ジーンは感動してしまった。
 こんな奇跡、滅多にない。
「陽翔、俺からもお前に……!」
 自分も陽翔に『アーン』をすべく、ジーンは陽翔の肩から飛び降りると、彼の好物である肉饅頭を取り分けようとした。――しかし。
「く……っ!」
 特大の肉饅頭は重すぎて、持ち上げた途端によろめいてしまう。両手いっぱいに肉饅頭を抱え、どうにか陽翔のところへ運ぼうとするジーンに、陽翔が苦笑を零した。
「無理すんなよ、ジーン」
「いや、大丈……っ⁉」
 大丈夫だ、と言いかけたジーンだったが、顔を上げた途端、異様な光景に唖然としてしまう。
「な……⁉」
 大皿に盛られた料理を次から次に平らげている陽翔の体が、みるみるうちに膨らんでいくのだ。ジーンの数倍あった体は、あっという間に十倍、二十倍に膨れ上がり――。
「陽翔……!」
 叫んで身を起こした途端、パッと目の前の景色が切り替わって、ジーンは見開いた目をパチパチと瞬かせた。
 先ほどまであった料理はどこにもなく、視界に映るのはいつもの自分の寝室だ。家具の大きさも普段と同じ、見慣れたサイズに戻っている。
「ゆ……、夢、か……?」
 呟いた途端、すぐ隣でウーンと声が上がる。
「ジーン、うるさい……」
 むにゃむにゃと文句を言う陽翔はいつものサイズで、枕を抱え込んでいる。掛け布団を蹴り飛ばしながらまた眠りについた陽翔を見下ろし、ジーンはほっと息をついた。
 陽翔の肩に乗せられたり、『アーン』してもらえるのは嬉しいけれど、やはりこうでなくては落ち着かない。
「……陽翔」
 囁きながら身を屈めると、ジーンは恋人の腕の中から枕を取り上げ、邪魔だとばかりに床に放り捨てた。むー、と眉を寄せ、なくなった枕を求めてパタパタと敷布の上を手で探る陽翔の隣に横たわり、その腕を自分に回させる。
 むーむーと、納得いかないように唸る恋人に苦笑しながら、ジーンはそのあたたかい体を抱きしめた。腕の中にすっぽりおさまる小ささが愛おしくて、やわらかな髪に鼻先を埋め、その匂いを胸いっぱいに吸い込む。
 唯一無二の番からは、日向に咲いた夏の花のような香りがした。
「……愛している」
 くちづけを落とすと、無意識にだろう、ぎゅっと陽翔の腕に力がこもる。小さな、小さな幸せを噛みしめるように抱きしめ返して、ジーンはそっと、目を閉じたのだった。

 2018.10.21 J.GARDEN45フリーペーパー



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『ユキヒョウの獣愛 お試し読み小冊子』
書き下ろしSS『ユキヒョウのシッポ』

 すうすうと、穏やかな寝息を立てる夕焼け色の髪の青年を見下ろして、ジュストはふむ、と考えた。
(……意外に睫が長いのだな、ティタは)
 今は閉じられているティタの瞳は、初夏の新緑を思わせる若草色をしている。一年のほとんどが雪と氷に覆われ、長い冬が続く最北の地で生まれ育ったジュストにとって、生命の輝きを彷彿とさせる彼の髪と瞳はとても好ましいものだった。
 カーディアの市場で出会ったティタと共にユキヒョウ一族の地へと旅をし始めてから、数日が経った。疲労のあまり発熱しているくせに、なかなかそれを言い出そうとしないティタに業を煮やし、早めに宿をとって強引に彼を休ませたジュストだったが、どうやらその判断は正解だったらしい。
薬が効いてきたのか、落ち着いてきた様子のティタに、ジュストは内心ほっと胸を撫で下ろした。
 そばかすの散る頬にかかる彼の髪を、黒い爪の先でそっと掻き上げる。すると、んん、と小さくむずがったティタが、ころりと寝返りをうち、ジュストに背を向けてぽつりと呟いた。
「……母さん……」
 夢を見ているのだろうか。苦しげな声で母を呼んだティタが、次第に肩を震わせ始める。
ひくひくと息をつめ、ほろりと涙を零した彼の細い肩を、ジュストは思わず後ろから抱きしめていた。
「大丈夫だ、ティタ。……なにも案ずるな」
 夢の中の彼にそっと囁きかけ、小さな体を太く長い尾でふわりと包み込む。とん、とん、と幼い子供を寝かしつけるように尻尾の先でリズムを刻むと、悲しげだったティタの表情が次第にやわらいできた。
 自分の腕の中でほっとしたような顔つきに変わっていくティタを見つめていると、今まで感じたことのないようなあたたかさが胸の奥に広がっていく。
 ふわふわとやわらかい、それでいてどこかせつないその感情に、ジュストが戸惑いを覚えかけた、その時だった。
ん……、とかすかに呻いたティタが、ジュストの尻尾の先をぎゅっと握りしめてくる。
「……っ⁉」
 息を呑んで身を強ばらせたジュストだったが、ティタはふこふこと揺れるユキヒョウの尻尾をきゅうっと握りしめると、ふにゃ、ととろけそうな笑みを浮かべた。 ――そして。
「は……、んむ」
 はむ、と尻尾の先を咥えたティタに、ジュストはそのアイスブルーの瞳を大きく見開き、白銀の斑紋が浮かぶ背中の被毛をぶわりと逆立てた。
「な……っ、……っ」
 なにをする、と怒鳴りそうになって、慌てて口をつぐむ。彼を休ませるため、こうして強引に寝かしつけたというのに、今叩き起こしたらなんの意味もなくなってしまう。
(だ……、だがしかし、いくらなんでもこれは……)
 けれどティタは、そんなジュストの心の葛藤などお構いなしに、尻尾の先をちゅうちゅうとしゃぶり出す。この上なく幸せそうで、安心しきったその表情を見ているうち、ジュストはなんだか些末なことがどうでもよくなってきてしまった。
(……まあ、よいか)
 ティタが安心して眠れるのならば、自分の尻尾くらいいくらでも咥えればいい。
「しかし、まるで子供だな……」
 甘えるように尻尾をしゃぶるティタを見下ろして、ジュストはふっと笑みを浮かべた。
 小さな体で、いつも懸命に頑張っているのだ。
 せめて自分がそばにいる時くらいは、心安らかに過ごさせてやりたい。……守って、やりたい。
「……ティタ」
 呟いたジュストのアイスブルーの瞳に、ティタの髪が映り込む。その美しい夕焼け色に惹きつけられるように、ジュストはそっと、彼の髪に鼻先を埋めたのだった――。
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告知【ノベルス】&J.GARDEN45参加のお知らせ 

新刊発売と、イベント参加のお知らせです。
立て続けなもので、長くなってすみません!

まずは新刊のお知らせから。
10/19に『ユキヒョウの獣愛』がリブレさんより発売になりました。
厳密な意味での続編ではないのですが、既刊『サーベルタイガーの獣愛』のスピンオフです。
今作単体でも問題なく読めますが、前作の主役のルシュカとディオルクも出てきますので、読了済の方にはより楽しんでいただけるかなと思います。

挿絵は前作に引き続き、九重シャム先生に描いていただけましたv
九重先生のユキヒョウ獣人なので、素敵なのはもう言うまでもないのですが、なんといっても今回も表紙のティタが笑顔なのが嬉しくて!
サーベルタイガーの時のルシュカの笑顔も幸せそうで大好きなので、ティタもキュートな笑顔にしていただいてとても嬉しかったです。
周りのお花や果物、衣装の細かな刺繍部分、ジュストの青い瞳や斑紋と、細部に渡って美しく彩っていただいていますので、是非ご堪能下さい。
もちろん表紙だけでなく、中も素敵な挿絵揃いで、サーベルタイガーの時とまた違う雰囲気の民族衣装や、もふもふ体格差もたっぷりです。
帯にも中の挿絵を使っていただいているので、そちらも是非ご覧下さいv

あらすじですが、今回は獣人になれない獣人のティタが主役です。
サーベルタイガー一族でありながらも、生まれつき獣人姿になれないティタ。
けれど誰よりも優れた嗅覚を持っており、それを活かして薬師として奮闘していた。
しかしある日、ティタの母が病に倒れてしまう。
母を助けるため、氷の花という薬草を求めて北の地へと旅立ったティタは、旅の途中でユキヒョウ族の族長、ジュストと出会う。
氷の花を管理しているという彼に、薬草を分けてもらえないか頼むティタだが、人間嫌いのジュストは獣人姿になれないティタのことを疑い――。

今回のお話は、獣人姿になれない獣人を書いてみたいなと思って生まれたお話になります。
こういうちょっとした変化球は、何作か獣人ものを出した上でないと投げられないので、書くことができて嬉しいです。
主人公のティタは、幼い頃から獣人姿になれないことがコンプレックスで、でも自分の力を活かし薬師になった子です。
彼は自分でも薬草を育てているのですが、その薬草みたいな逞しさがある子だなと思います。
ちゃんと自炊もできるし、薬草の知識なら誰にも負けないけど、でもその境遇から故郷を出たことがなく世間知らず。
家族思いで優しく、一途で健気な子です。
攻めのジュストはユキヒョウ族の族長で、とある事情から人間嫌いですが、本当は誰よりも優しい獣人です。
敵には容赦ないけれど、懐に入れた友人や身内への情は人一倍篤く、構いたがりの世話焼きたがり。ちょっと天然でツンデレかなと思います。

脇役はジュストの妹のアリーシャ、腹心キリル、後半に入って叔父のイゴール、宰相のカミラ、友人ロウと今回ちょっと多めです。
お気に入りは、後書きにも書きましたがカミラさんと鳥人のロウです。
この二人は完全にその場のノリで書き始めたキャラで、プロットには一つも出てこなかった人たちなのですが、その分なんというか勢いがよくて、とても書きやすかったです。
特に、姫様(アリーシャ)至上主義のカミラさんはまるで宝塚か百合かといった雰囲気で、前作のルシュカ溺愛の兄、セリクといい勝負(?)なんじゃないかなと思っています。
ロウもそんなカミラさんに想いを寄せているのですが、多分女神のように崇めているんじゃないかな……。
誰かを偏愛している人は書いていて楽しいな、と改めて思った二人です。

なかなかタイトな執筆スケジュールで、しかも大幅改稿をやらかし、難産だった一作なのですが、サーベルタイガー獣人族の様子や、前作を読んで下さっている方には「おっ」と思っていただけるような部分など、いろいろ盛り込んでみました。
お見かけの際は是非、よろしくお願いいたします。



そしてそして、イベント参加のお知らせです。
10/21に池袋サンシャインシティで行われるJ.GARDEN45に参加します。
新刊は『竜人と運命のシッポ』です。
『竜人と運命の対2 赤き月の縁』の番外編後日談になります。

表紙
A5/36P/300円

戦の事後処理でソヘイルに残っているジーンと陽翔。
声も取り戻し、元気いっぱいに見える陽翔だが、ジーンのシッポにやたらと抱きついてくるという珍事が発生して……。
という、いちゃいちゃ(?)後日談になります。
(?)の詳細は是非お読みになってお確かめ下さいv

こちらはフロマージュさん、アニメイトさん、コミコミスタジオさんにて通販をお願いしております。
フロマージュさん
アニメイトさん
コミコミスタジオさん
お試し読みも冒頭と、お布団シーン突入部分の計4Pを載せていただいていますので、是非ご覧下さい。


当日の既刊の持ち込みは『竜人と運命のユタンポ』と『猫可愛がり彼氏の初エプロン』です。
ユタンポは残部があと数冊となりますので、お求めの方はお早めにどうぞ。
こちらは通販分も完売しており、再版は致しません。
また、既刊はどちらも発行時のペーパーをお付けしますが、先着順となります。
数に限りがありますので、あしからずご了承下さい。

今回の無配は2種です。
冒頭でお知らせした『ユキヒョウの獣愛』のお試し読み小冊子と、竜人のペーパーとなります。
お試し読み小冊子は、冒頭2場面と書き下ろしSSを収録した24P豪華版です。
最初は冒頭だけにして、ペーパーにしようかと思っていたのですが、書影を使わせていただけることになり、せっかくなのでカラーがいいな、どうせだったら可能な限りたっぷり読んでいただけるように小冊子にしよう、ついでに読了済みの方も楽しんでいただけるようにSSも書いて、とあれこれし始めたらとまらなくなりました。
美しい書影を全面に押した小冊子にしたので、まだ購入を迷っていらっしゃる方も、もう購入済みの方も、是非是非お持ち帰り下さいv
竜人のペーパー分と併せて、SSはどちらも後日このブログにアップしますので、当日お越しになれない方もまた覗いていただけると嬉しいです。
また、当日は既刊本、同人誌へのサインも喜んでさせていただきますが、混雑時にはいったんお預かりし、後ほど取りに来ていただく形を取らせていただきます。
13時くらいまではその場でのサインは難しいかと思われますので、あらかじめご了承下さい。
ではでは、イベント頑張ってきます!
当日ご参加の方は是非お立ち寄り下さいv

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告知【ノベルス】 

6/19リブレさんより『竜人と運命の対2 赤き月の縁』が発売になりました! 続編、です!
『白狼王の恋妻』の時にも書きましたが、こうして続編を出せるのは前作をご購入下さったり、お手紙等でご感想や、続編へのご期待をお寄せ下さった方々のおかげです。
先ず真っ先にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。


<あらすじ>
前作で異世界で生きていくことを決め、ジーンと共に竜人の里で暮らし始めた陽翔。
相変わらずな日々を送る二人だが、ある日キャラバンの急を告げる知らせが飛び込んできて――。


今回のお話はとにかく本編を読んでほしいなと思い、あらすじは手短にさせていただきました。
ネット書店さんだともう少し詳しく書かれていたりするので、あらすじをもっと、という方はそちらをご参照下さい。
イラストは前作に引き続き、高世ナオキ先生がご担当下さいました!
以前もどこかに書いたかもですが、私は高世先生のイラストあっての竜人だと思っているので、今回も挿絵をお引き受け下さって本当に嬉しかったです。
しかも今回は、ジーンはもちろん、幼馴染みのゼノスも描いて下さっていて。
これがまたジーンとは違うタイプの竜人で、とてもとてもよいのですv
他にも、旅をする彼らの、前作とはまたちょっと違う衣装だったり、魅力的な脇役だったりと、どれも細部まで素敵なイラスト揃いなので、是非ご覧下さい。

今回書いていて一番感じたのは、陽翔の強さです。
前作で異世界に飛ばされ、様々な困難を経験した陽翔ですが、今作でも多くの苦境に立たされます。
それでもへこたれず、ちゃんと前を向き続けることができる彼は、本当に強いなと思いながら書きました。
お話に登場するキャラクターは、全部私の中から生まれたものではあるのですが、こういった自分にはない強さも書けるのは小説の醍醐味だなと、とても楽しかったです。
そしてジーンは、相変わらず一途で健気です。
異種BLの攻めは溺愛がいいなと思っているのですが、中でもジーンはいわゆるスパダリでもあるのに、なんというかとても献身的な人(竜人)だなと思います。
彼の一途さには随所で萌えながら書いたので、溺愛部分でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
前巻に引き続き、キャラバンの面々等の脇役もちゃんと登場します。
今回も結構な展開なのですが、陽翔が彼らと一緒にわいわいやってるのがとても好きなので、そういったところも楽しく書きました。
今回は新たな敵も出てきます。どんな敵かは読んでのお楽しみにしていただけたらと思いますが、戦いのシーンも楽しく……、振り返ったら私、楽しく書きましたしか言ってませんね。
でも本当に、書いている間は楽しくて仕方ありませんでした。
小説を書く時は映像が頭に浮かぶのですが、今作はずっと映画を見ながら書いているような感じで、夢中で書き上げることができました。
すべての作業を終えてからは、楽しんでもらえるかな、期待外れだったらどうしようと、緊張のあまり不安にもなったのですが、今は、ジタバタしたって仕方ないだろ、と陽翔たちに背中を押してもらっているような心持ちです。
彼らの物語の続きを書かせて下さって、本当にありがとうございます。
どうか楽しんでいただけますように!

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告知【文庫】 

新刊発売のお知らせです。
6/15にルチル文庫さんより『王子様は甘やかしたがり』が発売になります。
このお話は、とにかく王道ど真ん中なお話を書いてみようと思って作ったお話になります。
受けはちょっと不幸な境遇だけど健気な頑張り屋で、攻めは紳士な王子様。
ネコミミシッポに小さい子、身分差年の差、甘々シンデレラストーリーという、美味しいものしか入れていないお話です。
糖度高めで、安心して読んでいただけるお話に仕上がったかなと思います。


<あらすじ>
人間にネコミミとシッポのある世界に暮らすたまは、孤児院育ち。
赤ん坊の頃に捨てられたたまは、サビ(黒と茶がごちゃ混ぜになったような毛色)で鍵シッポという外見がコンプレックス。
そのため引き取り先でもうまくいかず、結局家族を持てないまま、独りで生きてきた。
夜学に通う資金を貯めるため、ホテルの清掃のアルバイトをしているたまは、ある日VIPルームの宿泊客、ローランドと出会う。
ローランドはノルウェージャンフォレストキャットの純血種で、まるで王子様のような美形。
しかしたまは、彼の連れている子供、ミーシャを誘拐したと誤解されてしまう。
幸い誤解はすぐ解け、謝ったローランドに頼まれたたまは、VIPルームの清掃とミーシャの子守を引き受けることになるが……。


今回の攻め、ローランドは紳士的で包容力のある、中身も見た目も王子様のような攻めです。
正攻法で真正面からたまに迫るので、片思い期間中、ローランドがストレートにたまを口説いたり、甘やかすシーンはとても楽しかったです!
受けのたまも、不幸な生い立ちですが、うじうじする子ではなく健気な頑張り屋なので、幸せにしてあげなきゃ、と思いながら書いていました。
あとは脇役のミーシャくんですね。
後書きでもちょっと触れましたが、ミーシャくんはたまとローランドの名付け親で。
この子が「たまちゃ」「ロロたん」と二人を呼ぶところを想像して、名前を決めました。
最初はちょっと人見知りですが、懐くと天真爛漫で天使みたいなミーシャくんを書くのはとても楽しかったです。
今回イラストをご担当下さったのはサマミヤアカザ先生なのですが、このミーシャくんがとにかく可愛くて。
表紙も可愛いのですが、中の挿絵もいたるところにミーシャくんがいて、それがどれも可愛くてたまらないので、是非ご堪能下さいv
表紙の三人も、ラブラブ甘々でとてもお気に入りです。
サマミヤ先生の描く美形攻めは本当に麗しくて、私はこの表紙のラフをいただいた時には、もう表現する言葉が追いつかないなと思いました。
そんな美しい挿絵に彩っていただいた『王子様は甘やかしたがり』は、いろいろな出来事を挟みつつ、どんどん二人の甘さが増していく、ミルフィーユみたいなお話になりました。
甘々王道シンデレラストーリー、是非是非よろしくお願いいたします!

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告知【アンソロジー】 

新刊発売のお知らせです。
5/18リブレさんより『もふエロ獣図鑑 小説アンソロジー』が発売になりました。
アンソロジーということで、他の先生方との合同誌みたいな感じになっています。
私も『竜人と運命の対』で呼んでいただき、番外編『ジーンの巣作り』を書かせていただきました。

本編の後、竜人の里でジーンと共に暮らし始めた陽翔。
戦いの後処理に追われて忙しいジーンと、相変わらずいちゃいちゃが恥ずかしい陽翔はすれ違いの日々。
だがそんななか、陽翔の部屋から持ち物がなくなる事件が起き――。

当初はもう少し短くコンパクトにまとめようと思っていたのですが、お布団シーンが通常運転で長くなってしまって、結局いつも通り長めのエロでお届けする感じになりました。
まあ、エロと銘打ってあるし、ピンク増量でもいいかな、と!
番外編なので甘々な後日談なのですが、こちらは来月続刊が出るので、前巻をお読みでなく、竜人攻めってどうなのかなという方も、お試しに読んでみていただけたら嬉しいです。
他の先生方の作品はまだこれから読ませていただくのですが、素敵な先生が揃い踏みなので是非よろしくお願いいたします。

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